
インプラントの名医と呼ばれる先生達
2017年10月11日
専門医と指導医の違い
インプラントの名医と呼ばれる先生達の共通点は、専門の資格を有していること、経験が豊富で症例数が多く、手術が難しいケースを含め多彩な症例の患者を治療した実績があることが挙げられます。専門の資格とは、インプラント専門医や指導医の資格を有していることです。
専門医になるにはインプラントの専門知識や技術を習得するのはもちろん、一定の症例数をこなして経験を積み、所定の試験などを経て、医師団体から認定を受ける必要があります。指導医は専門医を目指す先生達を指導できる立場にある力を持つ人であり、専門医の資格を取得してからも、多彩な症例を治療して豊富な経験と実績を有する腕にも、知識にも自信がある先生達を指します。
名医と呼ばれるのはどんな先生?
ただ、資格を有していても、先生によってこれまで経験してきた患者数や症例数は異なります。一般的には患者数が多い、難しい症例をこなして解決に導いている先生ほど名医と称されます。その他、何処で経験を積んできたかによっても名医度に差が付きます。
たとえば、月に1人の患者しか診ない田舎の小さな歯科医院と、毎日多数の患者が訪れインプラント治療が必要な理由も加齢や事故、歯周病など多彩な大学病院の口腔外科に勤務しているのとでは、扱う症例も経験から得られる知識やノウハウも異なってきます。一概には言えませんが、一般的には大学病院やインプラント専門のクリニックでの豊富な経験がある先生や、そこから独立して開業された先生が名医と呼ばれるケースが多いです。