
インプラントをすることで、残っている歯の寿命も伸びます。
2017年10月5日
インプラント治療の強みは、歯をしっかり固定できることです。
インプラント治療では、残っている歯を削ったり、残っている歯に義歯を安定させるための装置を付けたりしませ
ん。残っている歯の負担が少ないことも、インプラント治療の利点です。
歯が抜けたり、抜歯後のまま食事に支障がないからといって、そのまま放置すると、残された歯に加わる負担が大きくなるため、それらの歯の寿命が短くなります。そしてそれだけでなく、抜けた部分に隣の歯が倒れてきたり、噛み合わせの相手の歯が伸びてきたりして、歯並びがくずれ、噛み合わせが狂ってしまいます。
噛み合わせが狂うと、左右の顎の関節がバランスを失い、顎関節症という病気を起こしてしまいます。この病気になると
、お口を開け閉めする度にポキポキ音が鳴ったり、口が開かなくなったり、頭痛や耳鳴りを起きる場合があります。歯が抜けた場所は、必ず治療を行い、左右のどちらでもバランス良く噛めるようにすることが大切です。
また、健康寿命には人の「噛む力」が大きく関係しています。食べ物をしっかりきちんと噛む事が出来る力を持っている事は顎の運動により認知症を予防出来る効果や食べ物を咀嚼して飲み込む事が出来る事により誤嚥の防止、食べ過ぎによる肥満の防止にも繋がる為、介護が必要ではない状態で健康的に生きていける年齢である健康寿命を延ばす要因として大いに関係しています。