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抜歯後、ブリッジが良いのか、インプラントが良いのか?自ら合った方法の選び方
2017年10月6日
インプラントとは、歯を失った部分のあごの骨の中に人工の歯根を埋め込んで土台をつくり、その上に人工の歯を装着する方法です。一方、ブリッジとは、失った歯の両隣の歯を使用し、橋を架けるように人工の歯を装着する方法です。
どちらも方法が大きく異なるため、治療にかかる期間や費用、治療後の使用感や見た目などに違いがあります。
治療にかかる費用
インプラント治療には保険が適用とならず、費用が高額になります。一方ブリッジは保険
適用の場合、かなり安価に治療ができます。ただ、保険適用で使用できる素材、材料には
制限があり審美性、親和性、耐久性を求めた場合は高額になります。
治療にかかる期間
ブリッジは両隣の歯を削り、歯型を取った後に人工の歯を装着します。治療期間は約1ヶ
月から3ヶ月程度です。一方、インプラント治療は手術後、歯が骨に固まるまでの期間が
必要となり治療が終了するまで半年から1年以上かかる場合があります。治療期間に関し
てはブリッジのほうが早く終わります。
他の歯への負担
ブリッジは、失った歯の両隣の歯を土台として使用し、橋を架けるように人工の歯を装着
する方法です。このため治療の際には両隣の歯を削ることになります。また健康な歯を無
駄に削る場合が多く、時には歯の神経を取る場合もあります。噛む際には土台となる歯に
負担がかかり、歯の寿命にも大きく影響します。インプラントは人工歯根のため、自立し
た方法です。そのため他の歯に負担はかかりません。
噛む力・噛み心地
インプラント治療後の噛む力や噛み心地は、自分の本来の歯に近い状態になります。ブリ
ッジの場合は土台の歯の状態にもよりますが噛む力は本来の歯の6割程度になり、噛み心
地は本来の歯とはあまり違いはありません。
見た目
インプラントは本来の歯の見た目にかなり近い状態に仕上がります。ブリッジは使用する
素材にもよりますが、保険適用外の素材を使用した場合にはインプラントと同様に本来と
近い状態に仕上がることも可能です。また前歯の場合はインプラントよりブリッジの方が
審美性が高く仕上がる場合もあります。