
インプラントの費用のばらつきの理由って。格安インプラントは本当に大丈夫?
2017年10月16日
インプラント1本の価格は、手術代(インプラントを埋め込む)のみの価格なのか、手術代+被せ物の価格なのかで大きく変わります。また、骨がやせている場合は、人工骨や体の骨を削り移植する場合があり、追加費用がかかる場合があります。
インプラント(被せ物も含めて)が壊れた時、5年、10年経ってどの程度補償してもらえるのかも重要です。
また、インプラント手術は、通常の治療する場所で行う歯医者や、専用のインプラント手術室を設置してる所もあります。設備費も大きく変わるので、そういった部分が手術費にまったく関係ないとはいえないと思います。インプラントの種類によっては、手術毎に器具を使い捨てにする物もあり、当然コストに反映します。専用器具を使わないと手術出来ないインプラントに比べ、汎用性のある器具で手術が出来るインプラントの方がコストは抑えられると思います。
インプラントは厚生労働省に認可されたものもあれば、認可されていないものがあります。韓国製インプラントが何種類あるか分かりませんが、アメリカやヨーロッパの機関が認可したものもあり、厚生労働省の認可を待っている場合もあります。どこの国の認可も取っていないインプラントは怖いです。しかし外国の認可を取っているが、厚生労働省の認可はまだというインプラントはどうでしょうか?
こういったインプラントを個人輸入して使う場合もあります。患者への事前説明や同意のもと使うことは歯医者には許されています。たとえば癌の治療薬など、厚生労働省の認可はされていないが、外国で認可せれている
薬を患者やその家族の同意のもと、使われていますインプラントは厚生労働省の認可されたものを使用するのが基本ですが、最近、輸入インプラント(中国・韓国など安さ優先)を使用し、激安をうたって、顧客を集め、手術をしている歯科医院があるようです。
また、非常に安いインプラントが多く韓国製のものが多く出回っています。もちろん日本の厚生省の認可はおりてなく、20万以下で治療しているところもあります。原価が一本1000円以下ぐらいです。(普通のホームセンターで販売されているねじの値段みたいなものです)それで10万円以下のインプラントがでてきてもおかしくないかなって考えてみてください。
材料も純チタンではなく、それを口の中にいれると考えてみて下さい。怖いですよね?
だから、安いからって、自分の健康のことを考えた怖いですよね。インプラント自体が感染したり、錆びだしたら回りの骨も一緒に破壊されてしまいます。実際、信頼と実績のあるスイス製とか、スウェーデン製の一流メーカーのインプラントの原価はその100倍位の値段です。